こんにちは、ゆぅと(@yucamelife)です。
お久しぶりの読書感想記事です。
今回紹介するのは著:喜多川 奏「株式会社タイムカプセル社 十年前からやってきた使者」です。
この本は僕が初めてKindle Scriveを使用して読んだ記念すべき1冊目の本にもなります🙂
(多分みんなどうでもいい)
それでは行きましょう〜
株式会社タイムカプセル社 あらすじ
<人生は、いつでも、何度でも、どこからでも、やり直せる。>
45歳で仕事も家族も失った英雄は、株式会社タイムカプセル社という一風変わった会社で働くことになる。
未来の自分に向けて書いた手紙を、数年〜数十年後に配達することを事業とする会社だ。
配属されたのは<特別配達困難社対応室>
仕事内容は、さまざまな事情で配達不能になった人たちに直接手紙を届けにいくというものだった。
英雄は上司の海人とタッグを組み、2週間のうちに5通の手紙を届けるという任務につく。
大阪、北海道、東京、そしてニューヨーク。
各地で手紙の受取人と出会い、それぞれの人生に触れていく中で、英雄は自分の本当の気持ちの気づいていく。
(Kindleから引用)
株式会社タイムカプセル社 読んで感じたこと
この本を読んで、まず僕が思ったのは「喜多川さん。好きだ〜〜〜!!!!」
ごめんなさい、感想の一言まとめじゃなくて笑
喜多川さんの本を読むのはこの本が初めてであり、喜多川さんという方を知ったのもこの本が初めてでした。
ただ、読んですぐに思ったのは「この人の本はハマる」といった感じでした。
僕の好きな汐見夏衛さんや、町田そのこさんのような暖かな言葉と共に、そのシーンが思い浮かぶような言葉選びがめちゃくちゃ好きだからです。
(暖かな空気感が漂う文章の人を好きになりがち。)
汐見さんとか、町田そのこさんの様な文章が好きな人に喜多川さんとてもオススメだなと感じました。
肝心の本の内容で感じたことは、「言葉の力ってすごい」ということです。
誰かからもらった「言葉」によって、自分の人生が変わることだってあるし前に進めたりもする。
それがこの本では過去の自分からの言葉だったりもする。
過去の自分が書いた文章によって、今の自分が救われたり、未来の自分が救われたりもする。
なんのことはない。僕らが普段使っている言葉。
単なる言葉にすぎないけれど、単なる言葉ではない。
言葉の力を再認識したなと感じる本でした。
あと、とてもユーモアがある本だとも感じました。
感動からの笑い。
まるで、島田紳助さんや明石家さんまさんの様な、感動話を言った後は笑いを取るように、感動させに行った後は笑いをとる。
ある種、1つのコミュニケーションの形をそのまま本にしたようなそんな本だなとも感じました。
株式会社タイムカプセル社 刺さった言葉
この本の中で自分が刺さった言葉を2つ紹介します。
まず1つ目
すべての人には、自分で苦しみや逆境から立ち直る力があるって。そして、それは出会いという奇跡によって始まるんです。僕たちもその奇跡を起こす1人かもしれませんが、奇跡の出会いを生むのは、僕たちだけじゃない。世の中にはたくさんの奇跡の出会いが溢れているんです。
僕自身、このような体験をしているのでこの言葉がとても刺さりました。
「出会いという奇跡によって始まる」まさに、超ネガティブ人間からポジティブ人間に変えて、なんでも前に進ませてくれるようになったのも恋人との出会いからでした。
また、この「出会い」という言葉の中には人との出会いというだけでなく、言葉、歌、映画、そのようなものとの出会いも含まれてるんじゃないかと思います。
いろんな人が経験あるのではないでしょうか。
「この言葉に救われた。この歌に救われた。」という経験。
だからこそ世の中にはたくさんの奇跡の出会いが溢れているのだと思うんです。
僕もそんな奇跡を起こす1つになると嬉しいななんて思いながらブログだったり書いてます。
2つ目
1度動き始めたものは、もう元に戻すことはできない。そして、良くも悪くも一瞬にして人生は転機を迎えると。一寸先は闇だし、一寸先に光がある。その連続だと。そんななかで幸せに生きるためには、今日だけを、精一杯生きるしかないような気がしてきました。
この言葉に関しては、まぁほんとその通りだなと。
いつ大きな病気になるかもわからないし、いつ動けなくなるかもわからない。
1度動き始めた自分という人生の時間は元に戻すことはできないんです。
未来に期待したり、苦しんだり、でも今生きていることには変わりがない。
じゃあ、今生きているのであれば、その時間を一生懸命生きることこそに価値がある。
未来のことなんてわかんないんです。誰にも。
でも、生きているという事実だけは変わらない。
ならばその一瞬を精一杯生きると、何かわからない未来を変えることもできるんじゃないのかななんてことを最近思い始めました。
今、自分が思っていることをそのまま言葉にされたような気がしてとても刺さりました。
まとめ
この本は、「人」「人生」その醍醐味について考えられるような本だなと思いました。
今、生きにくさを感じている人。何か後悔していることがある人。
変わりたいと思っている人。
そんな人にぜひ読んで欲しい本です。
きっと何か感じることがあると思います。
ぜひ「言葉の力」を感じてもらえたらなとそんなことを思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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