人間関係の問題について考える時間をくれるそんな本。星を掬う読書記録
こんにちは、ゆぅと(@yucamelife)です。
宙ごはんを読んでからとても大好きになった作家:町田そのこ
今回読み終えた町田さんの本は「星を掬う」という本です。
町田さんの本は人情味あふれて、心が暖かくなる本ばかりです。この本ではどんな気持ちになるのか読む前から楽しみです。
星を掬う あらすじ
小学1年の時の夏休み、母と二人で旅をした。
その後、私は、母に捨てられた――。
ラジオ番組の賞金ほしさに、ある夏の思い出を投稿した千鶴。
それを聞いて連絡してきたのは、自分を捨てた母の「娘」だと名乗る恵真だった。
この後、母・聖子と再会し同居することになった千鶴だが、記憶と全く違う母の姿を見ることになって――。
(Amazonサイトより引用)
星を掬う 言葉たち
グッとくる言葉1
誰かを理解できると考えるのは傲慢で、寄り添うことはときに乱暴となる。大事なのは、相手と自分の両方を守ること。相手を傷つける歩み寄りは迷惑でしかないし、自分を傷つけないと近づけない相手からは、離れること。
グッとくる言葉2
「触れあうひとで、いろもかたちも変わるの。黄にも、緑にも。熱いお湯にも、氷にも。真っ白いかき氷に熱いいちごシロップなんて、あわないでしょう。離れるなり、タイミングを計るなり、姿を変えるなり、よ」
グッときた理由
生きている時間が長いといろんな場面で人間関係について悩む時があると思います。
学生の時、社会人になった時、親になった時。
そんなずっとついて回る人間関係の問題について、迷ったときに少し考えるきっかけをくれる、ふっとこういう考えもあるよって教えてくれるようなそんなことを感じました。
正解があるようでない人間関係問題。そんな問題に対し、本を読みながら考えさせてくれるそんな本だからこその、この考えを与えてくれるこの言葉たちにグッときました。
最後に
町田そのこさんの他の読書記録もあるのでぜひ読んでみてください!
宙ごはん:町田そのこ「宙ごはん」読書感想。人はいつだって不器用だけれど、思い合うことはできると思うんだ。
52ヘルツのクジラたち:【52ヘルツのクジラ】読書感想。自分も誰かの声を聞き取られる人になりたい。
コンビニ兄弟:[コンビニ兄弟]読書感想。読んだ後に誰かを支えたくなる、手助けしたくなる。
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