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他人の目が気になってしまい自分を見失ってしまう人に読んでほしい。「まだみ見ぬ春も君の隣で笑っていたい」【読書記録#4】

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こんにちはゆうとです🙂

今回読書日記として紹介する本は「まだ見ぬ春も、君の隣で笑っていたい」です。

この本は以前紹介した「夜が明けたら、1番に君に会いにいく」「だから私は、明日のきみを描く」のスピンオフ作品になっています。

いろんな人に読んでもらえると嬉しいです☺️

「まだ見ぬ春も、君の隣で笑っていたい」あらすじ

一見悩みもなく、毎日を楽しんでいるように見える遥。
けれど実は、恋も、友情も、親との関係も、なにもかもうまくいかない。

息苦しくもがいていたとき、不思議な男の子・天音に出会う。
なぜか声が出ない天音と、放課後たわいない話をすることがいつしか遥の救いになっていた。

遥は天音を思ってある行動を起こすけれど、彼を深く傷つけてしまい、、、。
嫌われてもかまわない。君に笑ってほしい。ふたりが見つけた光に勇気がもらえる!

-小説の背表紙より引用-

「まだ見ぬ春も、君の隣で笑っていたい」感想

この本の主人公の「遥」は自分の感情を表に出さずいつも周りに合わせてばかりいる子です。

遥が本の中で自分の性格を話すことがいろんな場面であるんですが、「あぁ〜自分と同じだ」って思いました。

周りを意識するあまり自分の気持ちを抑えていると、自分の気持ちというのがわからなくなり、本当の自分を見失う。

ぼくも学生の時から周りにいいように見られたくて、心配を何もされたくなくて自分の気持ちを隠しながら生活をしていたのでよくわかります。

そんな気持ちがグシャグシャな時に、天音に出会いともに過ごしていく日々の中で自分の気持ちを伝えられるようになっていきます。

自分もまだまだ周りと比べるという癖が抜けていないのでこの本読みながら「こういう風に考えれば良かったのか」って自分の気づきにもなりました。

ただ、天音にも苦い過去が。

そこに寄り添う遥の姿にもとても感動します。

自分と同じく周りに気を使うがゆえに自分を見失う方がいると思います。

そんな時に周りとの関わり方にヒントをくれる本です☺️

「まだ見ぬ春も、君の隣で笑っていたい」グッとくる言葉

「言葉にされない思いは、外からはまったく見えないものなんだ。だから、伝えたいことはちゃんと言わなきゃいけないんだ」

これは遥の1つの困りごとだったものが解決した時に遥が思ったことです。

外側の行動や、態度は言葉にされない思い。その行動の中でも本当は罪悪感がありながらもその行動をしているのかもしれない。

例えば、誰かの悪口を言っていたとしても、本当はその子の事を嫌いなんじゃなくて周りの子がそうやって言っているからつられているだけかもしれない。

でも、難しいですよね。言葉にされない思いまで感じとるなんて。
相手の気持ちがわからないからこそ、先ずは自分から気持ちを言ってみるのも1つの手なのかもしれないです。

勇気も覚悟も入ります。
その言葉で友好関係が崩れるかもしれない。
それでも、過ごしてきた月日は嘘をつかないんじゃないのかなと僕は思います。

自分の気持ちを伝えると自然と相手の気持ちも出してくれるんだよとこの本が教えてているような気がします。



まとめ

相手の気持ちを読むことってなかなか難しいところですし、学校なんかじゃ教えてくれないことですよね。

そんな「相手の気持ち」を考えるという事を失敗なんかも交えながら教えてくれる本です📕

この本に関して少しでも参考になると嬉しいです🙂

最後まで読んでいただきありとうございました!




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ゆぅと
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