「氷の仮面」読書感想。支えられる人がいることがどれほど幸せなことか。

こんにちは、ゆぅと(@yucamelife)です。

本日は久しぶりに読書感想の記事です。
今回読んだのは塩田武士さん作、「氷の仮面」です。

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それでは早速いきましょ〜




氷の仮面 あらすじ

小学四年の春、同じクラスになった真壁君の顔を見たとき、翔太郎は恋のきらめきと痛みを知った。

小さな希望すらも打ち砕かれる人生。仮面の下、ずっと女の子になりたかった――。

終章、二十四年後の春に明かされる優しく美しい秘密とは。生きてゆくことの切なさに共感せずにはいられない感動の青春恋愛小説。
(Amazon商品概要より引用)

氷の仮面を読んだ感想

この本を読んで思ったことは、「支えられていること、理解してくれる人がいる。それに気づけるかどうか」人生はそれだけで変わってくるということを思いました。

この本の主人公である翔太郎は、「性同一性障害」を持った男の子。外見は男の子でも、中身は女の子です。

しかし、この本で描かれているのはまだそのような言葉が浸透していなかった時代。

その中で自分は中身が女の子と言い出せない葛藤。思春期の頃には同級生はどんどん女の子の体になっていくことへの嫉妬
その中でも、支えてくれる人がいる。理解してくれる人がいる。そんなことが描かれています。

僕も23年生きてきた中で、1人だけですがこの障害を持った人と出会ったことがあります。その人の苦悩や葛藤はどんなものだったのか。

多種多様の時代といえど、まだまだ偏見の目を持った人もいると思います。実際にこれからの人生で出会うとどのようにすれば良いのか。今はいなけれどもし自分の子供がそうだとしたら。

どのようにして接していけば良いのか。純粋に物語を楽しんだと同時に、そのようなことを考えさせられる本でした。



氷の仮面 この一文が良かった。

「人を思うことの重み」に気づいた。(本文より引用)

僕は正直、この言葉が理解できるほど人を思ったことはないし、そのような経験をしたこともないです。

でも、きっとこれからの人生でこの言葉が理解できるようになると、人としてさらに大きくなれるのではないかなと思います。

この言葉の意味を自分なりに見つけられるように生きていきたい。

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