こんにちは!汐見夏衛さん大好きゆぅと(プロフィールはこちらから)です!
僕は汐見夏衛さんの本がとにかく大好きで、自然に涙が出るほど心が温まる物語であり、言葉の表現がすごく好きです。
今回はその中から最近読了した「君はきっとまだ知らない」についてお話しします!
「君はきっとまだ知らない」あらすじ
夏休みも終わり新学期を迎えて高1の光夏。
6月の”あの日”以来ずっとクラス中に無視され、息を殺しながら学校生活を送っていた。
誰からも存在を認められない日々に耐えていたある日、幼馴染の千秋と再開する。
失望されてくないと最初は辛い思いを隠そうとするが、彼の優しさに触れるうち、葛藤を打ち明ける光夏。
光夏は衝撃のある事実に気づき、、、全ての真実を知った時、彼女に優しい光が降り注ぐ。
(本誌背表紙引用)
「君はきっとまだ知らない」感想
この本を読み終えた後、「また汐見さんの本で自分に似ている人が出てきた!」と思いました笑
この本の主人公、光夏はとても正義感が強く、自身で率先してみんなをまとめる人です。
しかしながら、しっかりとしていなければならないと自分で自分の思いを閉ざすようになっていきました。
なんだかこの過程が、すごく昔の自分に合っているなと思いました。
僕自身も、人に弱音を吐いてしまえばダメだ。吐いたら人に迷惑をかけてしまう。と自分の思いを閉ざしていました。
そんな中、今の恋人と出会って間もない頃に、夜電話をしていました。
なぜかその時、ふと弱音を吐いて吐いたんです。今までの自分では考えられないのですが。
吐けた原因としては「学生時代の自分を知らないから」だと思います。
過去の自分を知らんのやけん、なんでもいいや、といった具合です。
でも、いった時は「あぁ。言っちゃった」と思ってましたが、恋人になるその人は何も悲観することなく受け止めてくれました。
僕は電話をしながら泣きました。(恋人の前で泣いた唯一の瞬間)
そして、なんだか自分が軽くなったように感じました。
そこからというもの、今ではスーパーネガティブ人間だったのが、スーパーポジティブ人間になり、すごく変わったなと思います笑
弱音を吐ける場所がある、受け止めてくれる人がいる、それだけで人は変われるし強くなれるのだと思います。
僕はこの本からその気持ちを改めて感じました。
「君はきっとまだ知らない」グッときた言葉
「傷ついたっていいんだ。泣いたっていんだ。弱ったっていいんだ。それは情けないことじゃない。恥ずかしくなんかない」
こうやって受けとめてくれる人が学生の時にいて、自分の気持ちを素直に言えることができれば自分の友好関係も少し変わっていたのかなと少し羨ましくも思うそんな言葉です。
ただ、この言えない気持ちがわかっているからこそ、僕は弱音を受け止められる人でありたいなと思います。
まとめ
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました!
汐見さんの本の感想を他の記事でも書いているのでぜひ読んでくださると嬉しいです🙂
>【感想】「ないものねだりの君に花束を」人間は誰だって人間なんだ。【読書記録】
>人生つまらない。人間関係に信頼が持てない。そんな時に読んで欲しい。「明日の世界が君に優しくありますように」
最後まで見ていただきありがとうございました。
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